「キノコ発酵」を応用した健康食品と化粧品の開発・販売している京都の会社です。

キノコ発酵とは

キノコ発酵とは

 

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 発酵食品は、食べ物を放っておいて熟成されたものから偶然発見されたり、ある工程を行うことで元の食べ物とは異なるものが作られる、という経験から生み出されました。
 たとえば、「5千年くらい前に、ミルクを持って旅していた遊牧民が、ミルクが透明な液体と白い固まりに分離したため、その中身をなめてみたら、酸味があっておいしかった。」というチーズのようなものが挙げられます。発酵食品が微生物の働きによって作られると分かったのは、近代に入ってからでした。

 

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 ヨーグルト、酒、味噌、醤油、酢、納豆、チーズなど、発酵食品にはたくさんの種類がありますが、それらを発酵させるのは、カビや酵母、乳酸菌などの微生物であることが、今では良く知られています。
 しかし、キノコで発酵食品を作ることができるというのは、つい最近まで誰も思いもよらなかったのです。


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 キノコによる発酵研究の世界的第一人者である松井徳光農学博士は、キノコで食品を発酵させて発酵食品が作れることを発見し、それらの研究を長年行ってきました。そして、今までにキノコで発酵させたビールやワイン、チーズ、味噌などの開発に成功してきました。
 そのあまりにも斬新な研究内容に、アイルランドのチーズの研究所から、「チーズは乳酸菌で発酵させて作るもので、キノコで発酵させたものはチーズとは呼ばない。」とクレームがくるほどでした。
 さらに平成23年には研究の功績が認められ、「キノコのノーベル賞」とも呼ばれている「森喜作賞」を受賞しました。

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 ところで、キノコで発酵食品を作るメリットは何でしょうか。
 キノコで食品を発酵させると、血液をサラサラにして血栓を作りにくくする作用や、活性酸素を防ぐ強い抗酸化活性が付加されるのです。また、キノコの種類によっては、チロシナーゼ阻害活性などのシミを防ぐ機能が付加されたりもします。


 このように「キノコ発酵」は、美容と健康維持に役立つ様々な可能性を持った発酵技術なのです。

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